ミュージックセラピーについて
皆さんはミュージックセラピーと聞いて何をイメージされるでしょうか?
リラックスして音楽を聴くこと?
カウンセリング?思い切り好きな歌を歌うこと?
ミュージックセラピーではこれらの活動も行います。
大事なことは安心できる環境の中で、参加される方の目標を達成するように
音楽療法士が使う音楽(テンポ・曲・調性など)を細やかにカスタマイズします。
レクレーションや音楽活動に似ていますが、使う音楽や選ぶ言葉の背景には
1つ1つ意味があります。
言うなれば、オーダーメイドの洋服のようなイメージでしょうか。
自閉症を含む発達障がいの方の療育、認知症の高齢者のケア、心理療法、リハビリテーションとしてなど、都市部では様々な施設・病院で活用されています。
ミュージックセラピー 体験者インタビュー
令和4年11月14日〜12月1日まで、敬和学園大学生3年生の2名を実習生として仕事のお手伝いをお願いしました。
実際にミュージックセラピーそ受けている方の親御さんにアンケートを行いました。その内容を、皆様に共有させていただきます。
・実施人数
5名
1 音楽療法を知ったきっかけ
・同じ保育園に通う友達に紹介してもらった
・保育園を通し知った
2 音楽療法を行っている期間
・1年ほど
・7年ほど
3 音楽療法を受ける前後の変化
・リズム感が良くなった
・「ママ」と呼んでくれるようになった
・コミュニケーションが取れるようになった
・協調性が伸びてきた
・親以外の大人を信頼するようになった
4 好きな曲・楽器
・アニメソング
・手遊び歌
・打楽器
・団子三兄弟
5 感想
・子供の潜在能力を引き出してくれる
・できないことをマイナスと捉えない
・親も子供も安心できる
・学校とは違ういい場所になっている
・音楽をしている姿をもっとみたい
アンケートを行なった結果、このような回答を得られることがだきました。
音楽を通し子どもの気持ちに寄り添うことで、今までできなかったことができるようになった、家族以外の大人とコミュニケーションが取れるようになったなど、嬉しい声が多数上がりました。
ミュージックセラピーを行うことで、本当は持っているのに気づかれていなかった潜在能力や心の声を引き出すことが可能となります。
効果の出てくる期間は人におよって様々です。気になる方はまずは一度、体験してみてくださいね。